2019年4月15日

仙台空港発大阪伊丹空港経由で奄美大島までJALを利用・・・。現地で予約していたレンタカーを借り、海岸沿いを島の北側に向かった。最初に立ち寄ったのは5年前の奄美旅行でも来たことがあった観光名所の「あやまる岬観光公園」、高台から眺める海の景色が雄大でとても素敵・・・南国に来た~と実感した瞬間だった。 公園内にあるお店で昼食用にと「スパムおにぎり」なるものを購入、次の目的地の笠利崎に向かった。ここには灯台があり、以前は急な階段を登って灯台まで行くことが出来たが、何故かその階段は通行止めになっていた。駐車場で先ほど購入した「スパムおにぎり」を食べてみたが、初めての味ながらボリュームがあり、一個で十分満足した。そこからは島の西側に・・・、海岸沿いを通り、「蒲生崎観光公園」へと向かった。ここも以前の旅行の時に来たところでしたが、その当時の記憶はもうほとんど無くなっていた。展望台に向かう途中の小道には「アサギマダラ」「アオスジタテハ」「モンキアゲハ」など沢山のチョウが舞っていた。先ほどの笠利崎もそうだが、ここも「サシバ」の渡りが観察されるところで有名な場所だ。数羽の「サシバ」が上空を舞っていたが、遠すぎてハッキリ撮ることは出来なかった。
その先の小さな漁村に迷い込んでうろうろしていると、目の前の電線に「イソヒヨドリ♂」が止まっていた。こちらを怖がっている様子もなく、近寄っても逃げなかったのでさんざん写真を撮らされてしまった。その少し先の少し開けた原っぱを通り過ぎようとした時に、アレッ、これはまさしく「セッカ」の鳴き声が・・・、車を道端に止めて鳴き声の方をよく見ると、草むらの中でうごめく野鳥の姿。遠い距離だったがシャッターを切って画像を確認すると、セッカにしては頭が黒い・・・、鳴き声は間違いなく「セッカ」なのに、これは・・・。後で図鑑などで確認して、「ノビタキ」と判明した。勿論鳴き声の正体の「セッカ」も混じって飛び回っていた。
大きなおにぎり一個で十分満足したと思ったが、何となく物足りなくなって途中のお店で弁当を購入、次の目的地「奄美自然観察の森」に向かった。山に登り始めてすぐ、「ルリカケス」が目の前に現れたが、車を止めてカメラを構える前に飛んで行ってしまった。森の駐車場に車を止めて先ほど買った弁当を食べ終え、管理棟の前を通って森の中に入った。入ってすぐにけたたましい鳴き声が、これぞまさしく「アカヒゲ」の鳴き声とすぐにわかった。「コマドリ」の鳴き声に似てはいるが、それよりもかなり複雑で変化のある鳴き声、しかもすぐそばと言う事もあってかなり大きな鳴き声だ。すぐ目の前にいるのは分かるのに姿が探せない・・・、以前「コマドリ」を探しに行った時とまさしく同じ状況に、これは手強いぞと直感した。とにかくあちこちから聞こえてくる大きな鳴き声、何度も目を凝らして探し続けやっと藪の間からその姿を確認することが出来た。何度かシャッターを押したが、満足な写真は撮れなかった。
しばらく森の中を歩き回っていると、今度は大きなドラミングが聞こえてきた。すぐ近くの木から聞こえてきているのに、その正体が確認できない・・・。相方が木のくずがパラパラ落ちてくるのを見つけその上の方を探すもなかなか見つからない。木を激しくたたくけたたましい音が聞こえているのに何で見つけられないのだろう。そうこうしているうちに相方が木の中腹にある丸い穴を発見、あれでないのと言うが、周りが古い感じなのでそうではないだろうと私・・・、ところがその穴からひょいと首を出したのだ。「オーストンオオアカゲラ」だ~~~!まさかここに来てまだ間もないというのに、「アカヒゲ」には会えるし、「オーストンアカゲラ」にも会えるなんて・・・、胸がどきどき、感動してしまった。ここを継続的に撮影しているという地元のカメラマンの話だと、昨年も同じ巣にペアが入ったが、子育ては失敗したとの事。今年も同じ巣に営巣する様で、リホームしている最中との事。普通ケラの仲間は同じ巣を再利用しないものと思っていたが、このオーストンオオアカゲラは再利用するようだ。
巣穴を掘り続けるだけでなかなか巣穴から出る様子もないので、他を散策しようと山道を登り始めると、坂の途中で相方がビックリした声を出した。山道のそばの茂みの中に人影を見つけたようで、それが横たわっていたので、もしかして・・・と思ったらしい。近寄って見ると何と本格的なビデオカメラが設置してあり、何かを撮影している様子。話を聞いてみると、すぐ目の前にある老木の大きな穴に「ルリカケス」が営巣しているとの事で、それを撮影しているとの事。営巣現場を撮影するのはどうかと思ったが、余計なことは言わずさっさとその場を後にした。
山の頂上に木造りの大きな展望台があったので、そこに登ってみた。遠く海まで見渡せるその眺めは格別だった。特に南国特有の人の手が入らない広葉樹の森の姿は美しかった。
そこから裏の方を回る道もあり、森全体をぐるっと散策できるコースになっているようだ。降りる途中に「ルリカケス」が目の前に現れたが、とっさの動きだったのでしっかりカメラに収める事出は来なかった。
今日の散策はこれでお終い、明日またこの地を予定しているので、明日こそ「アカヒゲ」をしっかり撮りたいと思いながら今夜の宿泊地に向かった。
16日に続く・・・